元々はICUで働いていましたが、結婚・出産を機に退職。
ブランク12年を乗り越えて、デイサービス勤務から社会復帰をしました。
そんな中で、「もっと自分で判断してみたい」「もっと勉強したい」そういう想いが強くなった時、あいかんと出会いました。ICUで働いていた時は、本当にやりたい仕事だ!と思っていた半面、患者さんとのコミュニケーションがないことに少なからず寂しさを感じていた自分もいます。
訪問看護は基本的に一人で訪問するため、自分で考えて行動し、利用者さんとのコミュニケーションも密なものになります。

と気づけたきっかけがあいかんでした。
看護学校時代の実習では「精神科や訪問は絶対ないな」と思っていたので、
まさかこんな素敵な出会いがあるとは思っていませんでした。

最初は私にできるだろうか・・・責任の大きな仕事だな・・・と不安に感じることももちろんありました。
そんな私の背中を押してくれたのが、社長や先輩の「一人で行くけど一人じゃないよ、チームでやっていくんだよ。何かあれば電話くれたらいいし、迷ったら迷ったといってくれたらいい」という言葉でした。
訪問看護は煩わしい人間関係に悩む必要もなく、自分で判断する力もつきます。
でも不安になった時、一人に見えて、後ろにはたくさんの仲間がいてくれるんだと思うと、とても心強いです。

みんなの「想い」が一つになって患者さんをサポートしているんだなと感じています。

利用者さんと私の言葉や思いに行き違いがあることもあります。
その度に

と、利用者さんに向き合ってじっくり考えるようにしています。利用者さんが小さなことでも少しずつできることが増えていくこと、それを継続できるようになることの素晴らしさを日々感じています。
一人一人に寄り添うことができる訪問看護はとてもやりがいの感じられる仕事です。
私は本当に人が好きなんだな、と改めて利用者さんに気づかされました。